既存の広告出稿に「メルカリ」を足すと未到達ユーザーにどれだけ追加で届くのか?
主要SNSや動画プラットフォーム、ニュースアプリ。いまやWeb広告の主戦場は、ほとんどの企業にとって共通しています。
一方で、運用の現場ではこのような声が増えてきています。
- 主要媒体を最適化しても、新規獲得が頭打ちになる
- 同じ人に当たり続けて、リーチが伸びない
- 競争環境が激化し、CPAやCPMが上がる
この状況で重要になるのが、「いまの出稿先だけでは、どれだけ取りこぼしがあるのか?」「どのような広告媒体を追加すれば、どれだけ新しいユーザーにリーチできるのか」を定量で把握することです。そこで本記事では、媒体戦略の考え方として注目されている 「インクリメンタルリーチ(純増リーチ)」 を軸に、メルカリAdsがどんな“未到達層”を埋められるのかを、第三者計測データをもとに解説します。
インクリメンタルリーチ(純増リーチ)とは?いま必要な理由
インクリメンタルリーチ(Incremental Reach)とは、既存の出稿先(主要SNS・動画・ニュース等)に“追加で”ある媒体を組み合わせたときに、初めて届くユニークなユーザー数のことです。
広告運用は「いかに効率よく配信するか」だけでなく
- 同じ人に当たり続けていないか(重複)
- まだ届いていない人に、どうリーチするか(未到達)
を見つけられるかが、次の成長に直結します。
インクリメンタルリーチは、既存のメディアプランではリーチ出来なかった層に、追加で広告出稿することで、新たにリーチして“伸びしろ”を見つけるための指標です。
「SNSだけで十分」は本当か?主要SNSにメルカリを足すと“+540万人”の純増が見える
数千万人の利用者を保有する主要SNS。ここにしっかりと広告を出しておけば十分、という考えは、多くの企業にとって合理的に見えます。
ただ、第三者計測(Nielsen)のデータを用いた分析では、主要SNSの利用者層に対しても、メルカリを足すことで未到達層が上乗せされることが示されています。
具体的には、主要SNS(例:Facebook / Instagram / TikTok 等)にメルカリTop面を追加するだけで、+540万人規模のインクリメンタルリーチが発生する推計です。

出典:Nielsen Mobile NetView 2025年9月, スマートフォンからのアクセス(アプリの利用を含む)
本資料の数値/グラフはニールセン デジタル株式会社(Nielsen)の集計レポートに基づきます。© 2025 Nielsen Digital Co., Ltd. 同社は当該情報の著作権者であり、すべての権利を留保します。
※メルカリAds公式サイトでは月間利用者数を2,800万としておりますが、本レポートにおける各種数値は、Nielsen社による第三者計測データ(2025年9月時点)を基に算出しています。集計定義の違いにより公式サイトの数値とは異なりますが、他メディアとの比較条件を統一するため、本レポート内では一貫してNielsen社の計測データを使用しています。
ここで重要なのは、「SNSにいない人がいる」ということだけでなく、同じ“ネット利用者”でも、接触する“行動の文脈(モード)”が違う点です。
- SNS:情報収集・コミュニケーション・エンタメなどの“受動”が中心
- メルカリ:検索・比較・購入検討など“能動”の購買行動が中心
メルカリでは、ユーザーが「何か欲しい」「探している」という状態でアプリを開きます。
この“買い物モード”のユーザーとの接点は、SNS中心の配信設計では取りこぼしやすい領域です。
インターネットテレビ×ニュース中心のプランでも、さらに“+2,480万人”の空白を埋められる可能性
純増がより大きく出るのが、インターネットテレビ(動画配信)・ニュースアプリ中心のプランニングです。
同じくNielsenデータを用いた推計では、たとえば、インターネットテレビ、TV見逃し配信サービス、ニュースアプリを中心に利用している場合、そこにメルカリAdsを追加することで、+2,480万人規模の未到達層の補完が可能になるという示唆が得られています。

この数字が示しているのは、単に利用者数が多いという「媒体の強さ」だけではありません。
生活動線の中にあるマーケットプレイスは、メディア消費の時間帯・目的と重なりにくいという構造が、純増リーチを生みやすいと言えます。
メルカリAdsの強み(媒体特性×データ)
メルカリは「コンテンツメディア」ではなく、生活に密着したマーケットプレイスです。
また、大手ECプラットフォームと並べると、フリマアプリであるメルカリは「不用品を出品する」「二次流通品を探す」という単なる目的買い以外の理由で集まるユーザーにリーチできます。
強み1:ユーザーの“目的”が購買に近い(お買い物モード)
SNSやニュースが「読む/観る」時間だとすれば、メルカリは「探す/比較する/買う」時間。
広告が“邪魔なもの”になりやすいモードではなく、意思決定に近いモードで接点を持てるのが特徴です。
強み2:信頼性の高い1st Party Dataを活用できる
メルカリAdsでは、メルカリ上の行動データを基にしたターゲティングが可能です。
たとえば、購買データだけでなく、出品データ/検索データ/購入予兆(いいね・フォロー等)といった、マーケットプレイスならではのシグナルを活用できます。
また、eKYC(本人確認)に基づく属性情報の信頼性は、推定属性に依存しがちな環境下で、提案価値として整理しやすいポイントです。
まとめ:主要媒体の“最適化”に、メルカリで“未到達”を足す——媒体戦略のラストピースへ
現在の広告出稿のメディアプランを否定する必要はありません。重要なのは、主要媒体の運用最適化に加えて、重複を減らし、未到達のユーザーへアプローチし、全体の到達効率を上げるという設計に進化させることです。
メルカリAdsは、既存メディアとのインクリメンタルリーチの観点から、プラン全体の伸びしろを広げる選択肢になり得ます。
過去記事 既存メディアでは届かない層へ。メルカリAdsが実現する「インクリメンタルリーチ」戦略
メルカリAdsで得られるインクリメンタルリーチについて主要媒体と比較した際の実数値を掲載しています。
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