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【初心者向け】「url」と「lurl」の違いと正しい設定方法
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2025.09.24
【初心者向け】「url」と「lurl」の違いと正しい設定方法

【初心者向け】「url」と「lurl」の違いと正しい設定方法

メルカリAdsで広告を運用する際、「url」と「lurl」の設定やエラー確認方法に悩む担当者は多いのではないでしょうか。本記事では、両者の違いや必須項目としての注意点、管理画面でのエラー確認方法をわかりやすく解説します。広告出稿をスムーズに進めたい企業担当者の方はぜひご参考ください。

なぜ「lurl」の設定が必須なのか?

メルカリAdsにおける lurlは必須項目です。広告クリック時に利用されるランディングページURLとして機能し、計測パラメータを付与する場合にも利用されます。仮にパラメータを付与しない場合でも、urlと同じ値を入力する必要があります。これを省略すると広告配信エラーの原因になり、出稿した商品が正しく表示されないこともあります。

  • lurlが空欄の場合、広告は配信されない
  • パラメータが不要な場合でも必ず入力する
  • 「url=オリジナル」「lurl=広告クリック時に利用」と整理すると理解しやすい

「url」と「lurl」の違いを理解する

広告担当者が混乱しやすいのが、「url」と「lurl」の役割の違いです。

  • url:オリジナルのランディングページURL。パラメータを付与しない素の状態
  • lurl:広告クリック時に利用するURL。計測パラメータを付与したURLを設定する

例えば、Google Analyticsやリダイレクト型の計測ツールを利用する場合はlurlにトラッキング用のパラメータを付与します。一方で、計測ツールを利用しない場合やパラメータが不要な場合は、lurlにurlと同じ値を設定すれば問題ありません。

具体例

url:
https://store.example.com/item123


lurl(パラメータなしの場合):
https://store.example.com/item123


lurl(パラメータありの場合):
https://store.example.com/item123?utm_source=mercari&utm_campaign=ads

このように明確に役割を分けることで、広告計測と配信の両立が可能になります。

エラーを防ぐための管理画面での確認方法

設定ミスを防ぐためには、管理画面のエラーチェック機能を活用するのが有効です。メルカリAdsの管理画面では、エラー名と該当件数が表示され、さらに商品IDごとのエラー理由をCSV形式でダウンロードできます。

よくあるエラー例

  • lurlが取得できませんでした → lurl未設定やフォーマット不備
  • ImageLinkの設定不備 → image link(スペース表記)ではNG。正しくはimage_link
  • 価格エラー → 数値の入力形式が誤っている場合

エラーが出た場合は、必ずCSVを確認し、原因を修正した上で再アップロードを行いましょう。特にフィード商品数が多い場合、週次でのCSVダウンロード確認が推奨されます。

実務で役立つ設定のコツとチェックリスト

広告出稿をスムーズに進めるために、以下のチェックリストを活用すると便利です。

設定チェックリスト

  • urlとlurlは必ず両方入力しているか
  • パラメータが正しく付与されているか
  • エンコードが必要な場合はマクロ({eagle_params_enc} 等)を利用
  • image_linkのカラム名にスペースが入っていないか
  • 管理画面のCSVエラーレポートを定期的に確認しているか

運用のコツ

  • 出稿前に必ずプレビューでリンク遷移をチェック
  • 大規模フィードでは週次でエラーCSVをダウンロードし、早期に修正
  • 計測タグやアナリティクス連携と併用すると成果測定が正確に行える

よくある質問(FAQ)

Q:「lurlを設定せずにurlだけ入れても良い?」
A:NGです。必ずlurlも同じ値を設定してください。

Q:「urlとlurlを間違えて設定したらどうなる?」
A:計測が正しく行われず、広告効果が把握できないリスクがあります。

Q:「エラー商品は自動で修正される?」
A:自動修正はされません。CSVをエクスポートして確認・修正し、再アップロードが必要です。

まとめ・行動喚起

  • urlとlurlは広告配信・計測の根幹となる重要設定
  • 設定を誤ると配信停止や効果測定の欠落につながる
  • 管理画面のエラーチェックやCSVを活用すれば、効率的に改善が可能